泰葉、芸人ユニット結成ライブを開催 「鬱病は治りました」と本人

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ヨッ! 女芸人

 東京・吉祥寺のライブハウス「ストリングス」のスケジュール(3月18日)に組まれた結成記念ライブ。

 噺家の三遊亭歌る多(54)と、あの泰葉(56)が組んだ女芸人ユニットという。泰葉のブログを覗くと、ライブの宣伝文句“年増の色気に悩殺されていただきます”と並んで、“心の病”なんて言葉が交互に現れる。昨年9月に鬱病からの復帰会見を開いた泰葉だったが、まだ……ちょっとイタい。

「大丈夫! そっちは治りましたって。今後は鬱は治るって活動とお笑いをやっていくから、これでいーの」

 とは、初代林家三平の娘にして、シンガーソングライター、春風亭小朝師匠の元妻である泰葉本人だ。ライブでは三味線持って漫談とあるのだが、なぜ?

「だってパパみたいになりたかったんだもの。でも芸人になることは当時は反対されたの。だけど笑いについては弟の正蔵、三平よりも才能あるんだもん。コンサートで漫談もやってたし、三味線は3歳からやってるしね。だから前座の頃から仲がいい、歌る多姐さんに声をかけたのよ」

 歌る多は落語協会初の女性真打ちである。とはいえ林家の“令嬢”が、なぜ三遊亭と組むのか?

「アタシは林家の一門じゃないもの。寄席に出るために、正蔵の弟子になろうかとも考えたけど、あいつ芝居がかった人情噺ばっかりだからねえ」

 では別れた小朝師匠は?

「アタシが噺、教えてたんだから。大銀座落語祭だって、あの人の手柄みたいになってるけど仕切ったのアタシなんだから、ホントよ。あの人とも圓朝の襲名断らなければ、別れなかったんだけどね」

 大圓朝の襲名? 名跡を預かる藤浦敦氏より小朝師が襲名を勧められたとは聞くが、そこまで具体的に?

「そうよ、色気出したくせに、最終的にビビっちゃったの。それで愛想尽かしたわけ。そうだ、このネタも漫談に入れちゃお!」

“金髪豚野郎”も飛び出す? 木戸銭3000円也。

週刊新潮 2017年3月9日号掲載

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