体操新星「村上茉愛」の向こうにあの「池谷幸雄」
イギリス・グラスゴーで開催されている体操の世界選手権で、日本女子代表が3大会連続の五輪出場権を獲得した。
「大会前から負傷者が続出して、チームはボロボロの状態でした」
と大手紙体操担当記者が明かす。
その危機を救ったのが、村上茉愛(まい)(19)=日体大=である。
実は彼女、“補欠の補欠”からの繰り上げ出場だった。ところが、
「予選の最初の演技となる跳馬を完璧に決めて、平均年齢18歳という若いチームの起爆剤に。終わってみれば、予選での総得点はチームトップ。...